仮想通貨イオス(EOS)とは?購入できる取引所とウォレットを紹介

仮想通貨イオス(EOS)┃おすすめの取引所やウォレットを紹介

仮想通貨市場の時価総額ランキングでも上位にいる、仮想通貨イオス(EOS)は大企業への導入を目的とした、分散型アプリケーションプラットフォームです。
分散型アプリケーションプラットフォームとは何か?という点に関しては、イーサリアムの解説ページを参考にしてみてください。
⇒「イーサリアムの仕組みとは?プラットフォームの特徴を解説

実はこの仮想通貨イオス(EOS)、開発者も『このトークン自体には利用価値がない』と発言したことが有名です。
なぜ利用価値がないのに、時価総額ランキングで上位に上がるほどになっているのか。
多くの人が注目し、取引が行われているのか。
ここでは仮想通貨イオス(EOS)の特徴を解説したいと思います。

仮想通貨イオス(EOS)の特徴

仮想通貨イオス(EOS)自体は、決済の手段などの利用用途はありません。
仮想通貨イオス(EOS)は、イーサリアムのブロックチェーンを利用して作られたトークンであり、その目的はICO、つまり資金集めです。
発行された仮想通貨イオス(EOS)は、分散型アプリケーションプラットフォームとなるEOSプロジェクトの開発資金として充てられ、EOS独自のブロックチェーンが完成すると役割を終えます。
EOSプロジェクトはまだICO(資金集め)期間中であり、まだ試験段階。ICO期間は2018年6月頃に終了する予定です。

仮想通貨イオス(EOS)の特徴

イオス(EOS)の特徴1:超高速のトランザクション処理

EOS独自のブロックチェーンの大きな特徴は、圧倒的にトランザクション処理が速いという点です。
(※トランザクション・・・簡単に言うと取引処理のこと)
1秒間の間に百万件以上のトランザクションの処理ができると言われています。
イーサリアムの場合は1秒間に約15件、ビットコインは1秒間に約5件程度ですから、その差は歴然ですね。
EOSプロジェクトは、大企業の仕組みの中に取り入れられることを目的としており、膨大な業務を処理する上ではとても魅力的なシステムと言えます。

イオス(EOS)の特徴2:手数料がかからない

ビットコインにしても、イーサリアムにしてもトランザクションを処理する際に「手数料」が発生します。
この手数料はマイナー(取引データを記録しシステム維持に貢献する人たち)に支払われますが、EOSプロジェクトの独自ブロックチェーンを利用する際は手数料が無料です。
EOSプロジェクトのマイナーには、トークンが報酬として支払われます。
膨大な業務を処理する上で手数料がかかってしまうと、非常に大きなコストになりますので、大企業にとっては、この点もEOSの仕組みを利用するメリットとなるわけですね。

イオス(EOS)の特徴3:コンセンサスアルゴリズムはDPoS

コンセンサスアルゴリズム(取引の承認者を決めるルール)にはDPoSと呼ばれるものが採用されています。
これは仮想通貨リスク(LSK)にも採用されているもので、取引の承認者が投票によって決められる仕組みになっています。
ビットコインの場合(PoW)は、最も早く計算を解いた人が承認者となる為、計算能力を上げるためにどんどんと競争が激化します。
こういったPoWの欠点を解決したコンセンサスアルゴリズムが採用されています。

仮想通貨イオス(EOS)の将来性とおすすめの取引所

仮想通貨イオス(EOS)自体は、EOSプロジェクトを開発するための資金集めを目的として発行されており、その役割が終わると凍結されることが分かっています。
それでもなぜイオス(EOS)の取引が行なわれ、購入する人たちが存在するのでしょうか?
それは、EOSプロジェクトが本格的に始動し、様々なアプリケーションが開発された時に、新しいトークンと交換できる可能性があったり、何らかの形で仮想通貨イオス(EOS)を活用できる可能性があるためです。
実際に2018年4月には、eosDACというトークンが、仮想通貨イオス(EOS)の保有者に無料配布されたという例もあります。
EOSプロジェクト上で開発されるアプリケーションが今後増えていくことに期待している人たちが、仮想通貨イオス(EOS)に投資しているということですね。

イオス(EOS)を購入できる取引所を紹介!

発行が終わる2018年6月2日頃までは、仮想通貨イオス(EOS)を購入することができます。
大企業がEOSプロジェクトを活用していく事に将来性を感じた方は、今のうちに仮想通貨イオス(EOS)を購入しておきましょう。
ただし、日本国内の取引所では取扱いがないため、海外の取引所での購入となります。
イオス(EOS)を購入できる取引所をいくつかご紹介します。

●BITFINEX ~ビットフィネックス~ 
2013年設立の歴史のある仮想通貨取引所で、仮想通貨の取引量は世界的にもトップクラス。
過去に2回のハッキング被害からの教訓を得て、セキュリティに重点を置いていると言われています。

仮想通貨ネオ(NEO)が購入できる取引所┃ビットフィネックス(BITFINEX)

●BINANCE ~バイナンス~ 
海外の仮想通貨取引所の中でも、日本語に対応しており取引手数料も低価格。
100種類以上の仮想通貨が取り扱われており、いろいろなアルトコインが欲しい方におすすめの取引所です!

海外の仮想通貨取引所おすすめNo1

まずは日本国内の取引所でビットコインを購入

仮想通貨イオス(EOS)は、日本国内の仮想通貨取引所では取扱いがなく、海外の取引所での購入となります。
ただ、海外の取引所は基本的に円を入金することができない為、ビットコインで入金をしなければなりません。
ビットコインをまだ持っていない場合は、まず日本国内の仮想通貨取引所に口座開設をし、ビットコインを購入しましょう。
購入したビットコインを海外の取引所に送金すれば、仮想通貨イオス(EOS)を購入することができます。
国内のどの取引所で口座開設をするか悩んでいる方は、6つの重要ポイントで比較・検証した仮想通貨取引所おすすめランキングを参考になさってくださいね。

イオス(EOS)を保管できるおすすめウォレット

仮想通貨イオス(EOS)は2018年6月に、資金調達という役割を終え移管不可能になることが分かっています。
EOSプロジェクト内で新しいトークンが発行された際に、イオス(EOS)保有者が何らかの形で恩恵を受けることができる可能性はありますが、取引所に預けたままにしておくと、その取引所の対応次第となってしまいます。
その為、仮想通貨イオス(EOS)を購入した場合は、必ずウォレットに保管するようにしましょう。
仮想通貨イオス(EOS)を保管する為のウォレットをご紹介します。

高いセキュリティで様々な通貨を管理できるTrezor

セキュリティが高く取扱通貨も豊富なTrezor

高いセキュリティで様々な仮想通貨を保管できる

仮想通貨イオス(EOS)はイーサリアム系のトークンなので『MyEtherWallet』と連携して保管することができます。
また、保管できる仮想通貨は一つではなく、複数の仮想通貨を1台で管理することができます。
「ハードウェアウォレット」なので、ローカル環境で仮想通貨を保管でき、セキュリティが高いのも魅力です。

仮想通貨イオス(EOS)の基本データ

仮想通貨イオス(EOS)の基本データ
名前:EOS(イオス)
通貨コード:EOS
発行上限:10億EOS
承認時間:約3秒
コンセンサスアルゴリズム:DPoS
開発者:block.one社