仮想通貨の入手方法として、最も分かりやすいのは仮想通貨を扱う取引所で購入する方法です。
リップル(XRP)も様々な取引所で取り扱われているので、入手しようと思えば簡単に購入することができます。
そしてもう一つの入手方法としてよく挙げられるのがマイニングです。
マイニングによって仮想通貨が入手できるのは、その仮想通貨の仕組みを維持するために貢献した人に、新規で発行されたコインが報酬として与えられる為ですが、リップルには新規発行がありません。
その為、リップル(XRP)はマイニングによって入手できず、基本的には取引所で購入する方法のみとなります。
ここでは、リップル(XRP)がマイニングで入手できない理由やお得に購入できる取引所を紹介したいと思います。
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リップル(XRP)にマイニングによる入手方法がないのはなぜ?
一言に仮想通貨と言っても様々な種類があります。
様々な種類がある中で、その仕組みに関してもすべて同じではありません。
ビットコインにはビットコインの仕組みやアルゴリズムがあり、リップルにはリップルの仕組みがあります。
その為、全ての仮想通貨がビットコインのようにマイニングできるわけではないのです。
まずは、リップルがなぜマイニングによって入手できないのかを解説しましょう。
そもそも「マイニング」とは?
マイニングとは、仮想通貨を支えるネットワークに貢献した人(コンピュータ)が新規発行されたコインや手数料を報酬としてもらう仕組みです。
例えばビットコインの場合、取引を承認する過程において、暗号化された数式を解く速さを競い、もっとも速く暗号を計算し、取引を承認させたコンピュータに対して、報酬が与えられます。
日々ためられていく膨大な取引データの計算を手助けする人のことを、マイニングする人=マイナーと呼びます。
このマイナーには誰でもなることができます。
つまり、ビットコインの承認作業には、自由に誰もが参加可能ということですね。
自分が用意したコンピュータが他の誰よりも速く暗号を解き、最初の承認者になれば、誰でもビットコインをマイニングで入手できます。
リップル(XRP)にはマイニング作業が存在しない!
リップル(XRP)もビットコインと同じ仮想通貨として認識されています。
ビットコイン以外の仮想通貨の総称である「アルトコイン」に分類されます。
その為、リップル(XRP)もマイニングで入手できると思われがちですが、実は、リップルコインにはマイニング作業がありません。
リップル(XRP)の発行総量は1000億枚と決められていますが、既にその1000億枚は発行済みであり、開発元であるリップル社やその他の企業が保有しています。
このリップル(XRP)は、ブリッジ通貨としての役割を果たしていくと、少しずつ消滅していくようになっています。
破棄されたリップル(XRP)は新たに生成されることなく、発行総量は徐々に減っていくことになります。
⇒「リップルの仕組みや役割について詳しくはコチラ」
結論:リップル(XRP)はマイニングよって入手できません。
では、リップル(XRP)はどのように入手するのでしょうか?
仮想通貨の取引所を開設し、購入することで入手可能です。
マイニングは不可⇒仮想通貨の取引所でリップル(XRP)を購入しよう!
前述したようにリップル(XRP)の発行総量は1,000億枚と決められていますが、現在そのすべてが流通しているわけではありません。
1,000億枚のうち半分以上はリップル社が保有しており、市場に出ていません。
こういった状況の中、リップル社が保有している分が市場に出されていくことで価格が下落するのではと懸念されていました。
ですが、2017年12月に、保有量の9割(約550億XRP)がロックアップされます。
※ロックアップ=凍結することで市場に出なくするということ
そして、毎月10億XRPが凍結解除され、売却制限付きで企業などに分配され市場に出回っていくとされています。
このような形で、市場に出てきたリップル(XRP)は一部の仮想通貨取引所で取り扱われており、口座開設し購入することで入手可能です。
ここでは、お得にリップル(XRP)が購入できるおすすめの取引所を紹介します!
圧倒的な流動性と低い手数料が魅力┃コインエクスチェンジ(QUOINEX)
コインエクスチェンジ(QUOINEX)はこんな人におすすめ!
リップル(XRP)を購入したいと思った時、誰もがなるべく安く買いたいと思いますよね。
仮想通貨の取引所であるコインエクスチェンジ(QUOINEX)には、リップル(XRP)を含む仮想通貨がお得に購入できる理由があります。
まず一つ目の理由としては、「販売形式」ではなく、ユーザー同士での「取引形式」の売買となり、売買時のスプレッドが狭くなる傾向があるということ。
そして、海外の15社以上の取引所と接続されていることで、圧倒的に流動性が高く、安定した取引をすることができます。
レバレッジ取引にも対応しているので、中級者以上のユーザが多い取引所ですが、トレード画面が見やすく初心者の方でも十分活用できます。
コインエクスチェンジ(QUOINEX)の概要
コインエクスチェンジ(QUOINEX)は、2014年からシンガポールを拠点として運営されており、2017年からは日本に本社を移した仮想通貨取引所です。
15社以上の海外取引所と接続されており、業界随一の流動性の高さが魅力となっています。
全ての仮想通貨がコールドウォレットで管理されていることや、マルチシグに対応していることから、セキュリティ面でも高いレベルで運営されていると言えるでしょう。
取引所名 | コインエクスチェンジ(QUOINEX) | 設立 | 2014年11月 |
取引種類 | 現物取引 レバレッジ取引 | 取引手数料 | 0%~0.25% |
出金手数料 | 日本円:500円 ビットコイン:無料 | 入金方法 | 銀行入金 クイック入金 |
通貨ペア | 日本円/BTC/QASH 他 | 運営会社 | QUOINE株式会社 CEO:Mike Kayamori |
アルトコイントレードができる┃ビットバンク(bitbank)
ビットバンク(bitbank)はこんな人におすすめ!
ビットバンクには「販売所」がありません。
「販売所」はユーザと運営側との取引なので、運営側の手数料が含まれた「言い値」で仮想通貨を購入することになり、高くなりがちです。
ビットバンクはすべての取扱い通貨がトレード(取引形式)での取引となり、リップル(XRP)などのアルトコインをなるべく安く買いたい人におすすめです。
様々なテクニカル分析ができるツールが用意されているので、中級者以上の(仮想通貨の取引に慣れてきた)方は、開設しておきたい取引所です。
ビットバンク(bitbank)の概要
取引所には「販売所」と「取引所」の二つの販売形式がありますが、ビットバンクは「取引所」のみの運営です。
⇒「販売所と取引所の違いに関して詳しくはコチラ」
ビットバンク株式会社が運営している仮想通貨の取引所で、資本金は11億円。
取引所の運営以外にも、仮想通貨・ブロックチェーン関連の情報を発信する「BTCN(ビットコインニュース)」という情報サイトも運営しています。
取引所名 | ビットバンク(bitbank.cc) | 設立 | 2014年5月 |
取引種類 | 現物取引 BTCFX(bitbank Trade) | 現物取引手数料 | 無料 ※キャンペーン中 |
出金手数料 | 日本円:540円~756円 BTC:0.001 BTC LTC:0.001 LTC XRP:0.15 XRP ETH:0.005 ETH MONA:0.001 MONA BCH:0.001 BCH | 入金方法 | 銀行入金 |
通貨ペア | 日本円 ビットコイン(BTC) | 運営会社 | ビットバンク株式会社 代表:廣末紀之 |
5種の仮想通貨を安定して購入できる┃GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ!
GMOコインは、一般的な取引所で行われる「トレード」の取引は扱っておらず、「販売形式」での売買取引が中心となっています。
仮想通貨の売買のメリットは、いつでも提示された金額で仮想通貨を売買できること。
売買手数料やビットコインの引出手数料も無料となっています。
ただ、販売所から提示された金額で売買を行うことになるので、割高になることもありますが、安定した取引を行いたい方にはおすすめです。
GMOコインの概要
「GMOコイン(旧GMOウォレット)」は2016年に設立された、GMOインターネットグループが運営する仮想通貨の販売所です。
GMOインターネットは東証一部上場企業で、仮想通貨事業以外にも多くのインターネット関連事業を展開している大手企業です。
GMOクリック証券などで培われたノウハウやサービスを活かし、高いセキュリティ管理と独自開発した仮想通貨FX専用アプリ「ビットレ君」をリリースするなど、ユーザーの使いやすさや利便性にも力をいれています。
取引所名 | GMOコイン | 設立 | 2016年10月 |
取引種類 | 現物取引 レバレッジ取引 | 取引手数料 | 0% |
出金手数料 | 無料 | 入金方法 | 銀行入金 振込入金 |
通貨ペア | 日本円/BTC/USD 他 | 運営会社 | GMOコイン株式会社 CEO:石村 富隆 |
仮想通貨を購入できる取引所は他にもたくさんあります。
仮想通貨の取引所選びに悩んでいる方も多いのでは?
取引所を選ぶ上で大事な6つのポイントで比較・検証した『国内の仮想通貨取引所のおすすめランキング』を参考になさってください。
リップル(XRP)を安全に保管するためのおすすめのウォレット
取引所でリップル(XRP)を購入した後、大事なのはその管理です。
仮想通貨の管理は、基本的に完全自己責任です。
「取引所に預けていれば安全」という考え方はやめた方がいいでしょう。
※近年、仮想通貨の取引所における不正送金・ハッキング被害が頻発しています。
その為、リップル(XRP)に限らず、仮想通貨を購入した場合は、
必ずウォレット(電子財布)を持ち、そこで管理するようにしましょう。
このウォレットには、種類がたくさんあります。
比較的安全に管理できるウォレットとしては、「ハードウォレット」がおすすめです。
おすすめの理由1┃完全オフラインで保管できセキュリティが高い!
Ledger Nano Sは『ハードウォレット』なので、セキュリティ上は比較的安全なタイプです。
PCやタブレットに接続して使うタイプのデバイスなので、使用しないときはインターネットに完全に繋がっていない状態で、安全な場所に保管できます。
デバイスが壊れてしまっても、設定時に書き留めた復元フレーズを用いて手順通りにすれば、仮想通貨の保有データをすべて復元することができます。
おすすめの理由2┃数種類の仮想通貨を保管・管理できる
ハードウォレットとして人気のあるウォレットです。
日本国内でも人気の通貨、リップル(XRP)が保管できるのは大きな特徴です。
仮想通貨リップル(XRP)をお持ちの方は、持っておきたいウォレットです。
また人気を二分するTrezorとの違いとしては、イーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)を直接保管できるという点でしょう。
ハードウェアウォレットはamazonやオークションサイトでも販売されていますが、販売元がはっきりしないところからの購入は避けましょう。
一度開封し悪意のあるソフトをインストールしてから販売されているということが実際に起こっていますので、信頼できる販売元からの購入をおすすめします。
ハードウォレットの公式ページか正規代理店から購入するようにしましょう。
公式ページは英語のみの場合が多く、日本の正規代理店からの購入をおすすめします。正規代理店から購入すると初心者の方でも操作方法などのサポートが受けられるというメリットがあります。
【Ledger 公式ページ】https://www.ledgerwallet.com/
【日本正規代理店ページ】https://hardwarewallet-japan.com/
このハードウォレット以外にもリップルを保管できるウォレットはあります。
⇒「リップルを保管できるおすすめウォレット4選はこちら」