仮想通貨バイナンスコイン（BNB）とは？その特徴とおすすめの取引所・ウォレットを紹介

仮想通貨バイナンスコイン（BNB）は、取引所であるバイナンス（BINANCE）が独自で発行するトークン（仮想通貨）です。
バイナンス（BINANCE）は2017年に設立され、急成長を遂げた取引所で、日本では購入できない仮想通貨が数多く取り扱われているので、海外の取引所としてメインで使われている方も多いのでは？
そのバイナンスが発行するバイナンスコイン（BNB）には、価格上昇が期待できるというメリット以外にも多くの特徴があります。
⇒「海外の仮想通貨取引所バイナンス（BINANCE）について詳しくはこちら」

ここでは仮想通貨バイナンスコイン（BNB）の特徴やおすすめの取引所・ウォレットを紹介いたします。

仮想通貨バイナンスコイン（BNB）の特徴

バイナンスコイン（BNB）は、イーサリアムのブロックチェーンを利用しているERC20というルールに沿って作られたトークンです。
その為、イーサリアムのスマートコントラクトを活用することができるので、通貨としての利用方法以外でも活用できる可能性があります。
現時点では、スマートコントラクトが活用されているわけではありませんが、今後、バイナンスが提供していくサービスが広がっていく中で開発されていくことが期待されています。
ここでは現時点で、バイナンスコインを保有するメリットを解説していきます。

取引所バイナンスを利用する際の割引やサービス

仮想通貨の取引所バイナンスを利用する上で、バイナンスコインを保有していると様々な割引やサービスを受けることができます。

まずは取引手数料の割引です。
取引する際にかかる手数料をバイナンスコインで支払うと、通常の手数料0.1%からさらに割引があります。
割引率は50%から始まり、1年ごとに半減していき、5年後に割引はなくなります。

【手数料の割引率】
・1年目・・・50%
・2年目・・・25%
・3年目・・・12.5%
・4年目・・・6.75%
・5年目・・・0%

※5年後に割引率が0%になったとしても、もともとの手数料「0.1%」がかなり安い方だと思います。

取引手数料の割引以外にも、バイナンスに上場する仮想通貨・トークンを決める人気投票に参加することができたり、「Binance Launchpad」というICOプラットフォームで行われるICOにバイナンスコインを利用することで特典付きで参加できたりします。

バイナンス（BINANCE）の成長と共に価値が上がる

仮想通貨の取引所バイナンスでは、基軸通貨としてビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、テザー（USDT）、そしてバイナンスコイン（BNB）が使われています。
手数料もバイナンスコインを利用すると安くなるため、バイナンス自体が成長し、取引所の利用者が増えていくことでバイナンスコインの価値も上がっていくと考えられます。
バイナンスは分散型取引所（DEX）の開設も目指していると言われており、分散型取引所が立ち上がった際にはさらに利用価値が上がると思われます。

四半期ごとに発行枚数が減り希少価値が上がる

バイナンスコインの価値が上がる根拠として、よく挙げられるのが四半期ごとに発行枚数が減っていくという点です。
バイナンスは四半期毎に利益の20%を使ってバイナンスコイン（BNB）の買戻しを行い、破棄すると発表しています。
実際に2017年10月18日に986,000BNBの買い戻しが行われました。
最終的には最初に発行された2億BNBの半分である1億BNBまで破棄される予定です。
総発行枚数が減少することで、希少価値が高まり、1枚当たりの単価の底上げが行われるということです。

仮想通貨バイナンスコイン（BNB）の将来性とおすすめの取引所

バイナンスは非常に勢いのある企業ですし、取引所としても人気があり、その将来性には期待することができます。
ですが、取引所へのハッキングや事業の失敗など何が起こるか分からない中で、企業としての破綻リスクがあることは理解しておく必要があります。
仮にバイナンスが破綻した場合、バイナンスが発行するバイナンスコインの価値がなくなるのは必然と言えます。
ただ現時点での状況を見る限りでは、バイナンスが成長していく期待値の方が高いと言えるでしょう。

バイナンスコイン（BNB）の購入は取引所バイナンスで

BINANCE（バイナンス）はこんな人におすすめ！

日本国内では取扱いのないアルトコインを購入したい方におすすめの取引所です。
ビットコインをお持ちであれば、すぐに取引が可能。
手数料や送金手数料も安く設定されているので、サブの取引所としては重宝できるでしょう。

BINANCE（バイナンス）の概要

海外の仮想通貨取引所ですが、サイトの日本語変換も簡単にできるようになっています。
取引手数料や送金手数料も低く、100種類以上の仮想通貨が取り扱われています。
BINANCEは日本円での入金ができませんので、取引を始めたい場合は、国内の取引所でまずビットコインを購入し、そのビットコインで他の通貨を購入します。
ビットコインを持っている方であれば、すぐに取引可能です。

まずは日本国内の取引所でビットコインを購入

バイナンスで仮想通貨バイナンスコイン（BNB）を購入することはできますが、円での入金ができないので、まずは日本国内の取引所でビットコインを購入する必要があります。

◆仮想通貨バイナンスコイン（BNB）購入までの流れ
①日本国内の取引所でビットコインを購入
②ビットコインを取引所バイナンスに送付
③受け取ったビットコインで仮想通貨バイナンスコイン（BNB）を購入
④仮想通貨バイナンスコイン（BNB）をウォレット等に移し保管

バイナンスコイン（BNB）を購入するためのビットコインをどの取引所で購入するかですが、価格や各種手数料が変わりますので、じっくりと各取引所を比較してみましょう。
取引所を選ぶうえで重要な6つのポイントで比較したランキングをまとめていますので、ぜひそちらを参考にしてみてくださいね。
⇒「日本国内の仮想通貨取引所おすすめランキングはこちら」

バイナンスコイン（BNB）を安全に保管するウォレットは？

取引所でバイナンスコイン（BNB）を購入した後、どのように保管・管理するかも考えておきましょう。
仮想通貨を管理する上では、ウォレットと呼ばれる電子財布を作成することをおすすめします。
最近では、取引所に預けていた仮想通貨が不正送金されたというニュースも増えていますので、「取引所に預けていれば安全」という考え方はやめた方がいいでしょう。

その為、バイナンスコイン（BNB）に限らず、仮想通貨を購入した場合は、必ずウォレット（電子財布）を持ち、そこで管理するようにしましょう。
このウォレットには、種類がたくさんありますので、ウォレットを選ぶ前に種類ごとに何が違うのかは理解しておきましょう。
比較的安全に管理できるウォレットとしては、「ハードウォレット」がおすすめです。

⇒「ウォレットの種類の違いについて詳しくはコチラ」

ハードウェアウォレットでおすすめのLedger Nano S！

※バイナンスコイン（BNB）はイーサリアムを利用しているERC20準拠のトークンです。
保管は「LedgerNanoS」で行ない、管理・操作は「MyEtherWallet」で行います。
MyEtherWalletとの連携方法に関しては下記をご参照ください。
⇒「LedgerNanoSとMyEtherWalletを連携させる方法」

おすすめの理由1┃数種類の仮想通貨を保管・管理できる

ここで紹介しているバイナンスコイン（BNB）を保管しながら、端末1台で他の仮想通貨、例えばビットコイン（BTC）やビットコインキャッシュ（BCH）、リップル（XRP）も同時に保管することができます。
保有しているアルトコインの種類が増えてきて、管理するのが難しくなっている場合は、ハードウェアウォレットも検討してみましょう。

おすすめの理由2┃完全オフラインで保管できセキュリティが高い！

Ledger Nano SはPCに接続して使うUSB端末タイプなので、使用しないときはローカル環境で保管でき、セキュリティが高く、比較的安全に仮想通貨を保管することができます。
もし端末自体が壊れてしまっても、設定時に書き留めた復元フレーズを用いて手順通りにすれば、仮想通貨の保有データを復元することができます。

仮想通貨バイナンスコイン（BNB）の基本データ

名前：BinanceCoin（バイナンスコイン）
通貨コード：BNB
発行上限：2億枚 ⇒　1億枚に減少
管理システム：ERC20
開発組織：Binance