ネム(XEM)のおすすめウォレット3選を紹介!
日本でも人気のある仮想通貨ネム(XEM)を購入してみたけど取引所に入れたまま・・・」という方も多いのではないで…
NEM(ネム)は、新しい経済圏(New Economy Movement)を作ることを目的として開発された多機能プラットフォームとして生まれました。
その経済圏の中で発行され、利用されるのが仮想通貨の名前がXEM(ゼム)。
さまざまなプラットフォーム系の仮想通貨の中で、ネム独自の取引承認システムである「Proof of Importance(PoI)」が特徴的です。
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ネム(XEM) は、ビットコインのように通貨としてだけ機能するものではありません。
例えば、P2Pシステム、ペイメント、メッセージング、アセット作成など
ブロックチェーン技術を活用した様々な分散型アプリケーションの
プラットフォームになるものです。
【プラットフォームとは・・・】
『プラットフォーム』は『基盤となるもの』という意味になりますが、
例えば、「Word」や「Excel」といったソフトウェアは、「Windows」という
OS(オペレーティングシステム)上で動いています。
つまり、Windowsをプラットフォームとしているということです。
ネム(XEM)は、ブロックチェーン技術を使った新しい仕組みやサービスが開発される時、
プラットフォームとして活用され、ブロックチェーン技術を提供します。
イーサリアムなどの仮想通貨と同じような役割を持っていると考えて良いでしょう。
⇒「イーサリアムの仕組み┃プラットフォームの意味を解説」を参照
NEMのネーミングは、New Economy Movement(新しい経済運動)の略称からきていますが、
現在はNEMという固有名詞として世間に認識されています。
金融システムの自由化、そして分散化、さらに平等になるように、新しい経済圏の作るという
目標を持った仮想通貨(暗号通貨)のプロジェクトです。
2014年1月19日、bitcointalk.orgという名前のフォーラムにて
utopianfutureという匿名の人物により企画が持ち上がり、2015年3月31日に公開されました。
当初の開発チームの1人に日本人がいた話が日本でも有名になり、人気に火がつきました。
ネムの仮想通貨の単位は「XEM(ゼム)」。
総発行量は8,999,999,999XEM。
それらはまず、およそ1,600人の投資家に均等に分けられました。
ネムには、ビットコインにあるようなマイニングが存在せず、新規発行もされません。
ネムのネットワーク貢献者への報酬は、ハーベスティングというシステムで分配されています。
NEMはビットコインのブロックチェーンシステムと違う特徴がたくさんあります。
・PoI(proof of Importance)によって行われるハーベスティング
・ブロック作成時間が
・簡易なトランザクション管理
上記の他にも、開発が進むにつれて、「P2P時刻同期機構」「トークン資産管理機構」
「オンチェーンマルチシグ機構」などの様々な機能が導入されて、NEMはより
洗練されたブロックチェーンプラットフォームとなっています。
NEMの様々な機能解説に関してはNEMの公式サイトに、より詳しく記載があります。
⇒NEMの公式サイトへ
NEMの一番の特徴が
ネットワーク貢献者に対しての報酬の分配方法です。
NEMではPoI(proof of Importance)という仕組みが採用されています。
これは通貨の保有量と取引量に応じて報酬が発生するという仕組みです。
POIは今までのブロックチェーンシステムとは異なります。
というのも、そもそもまずビットコインのブロックチェーンで採用されていたのは
PoW(proof of work)という仕組みでした。このPoWはシステムが膨大な処理を行い、
その報酬として通貨が発行されるというもので、画期的な技術ではあるのですが、
「膨大な処理をするのでシステム・電力などのコストが高い」などの欠点がありました。
PoWの欠点を改善するために、次に世に出た仕組みがPOS(proof of stake)。
POSは通貨の保有量に応じて、報酬が発生するというものです。
POSであればPOWと比較してコストがかからないという利点があり、
POWにおける欠点を改善できる技術として注目されました。
ただ、POSに関しても少し改善されるべき点がありました。
というのも、POSの仕組みだと基本的に「持っているだけで報酬が発生する」
つまり、「ただ保有だけして使用をしない」という人が現れ、
通貨の流通や普及が進まないと懸念されるようになったのです。
そこで、さらに新しい仕組みとして登場したのがPOIです。
POIのシステム上での貢献度は、保有量に加えて、取引量も評価対象となります。
その為、NEMネットワークを積極的に使う人が、利益を得られる仕組みになっています。
この仕組みがNEMに流通をもたらすとともに、貢献者に対する平等性が評価されています。
ビットコインなどではマイニングが存在し、新規発行されたコインが報酬ですが、
ネムは総発行量の8,999,999,999XEMが既に発行されており、新規発行がありません。
ネムネットワークへの貢献者には、承認した取引に付されている手数料が支払われます。
ネムは、他の仮想通貨のと同じようにウォレット(電子財布)で管理できます。
ネムだけにも関わらず仮想通貨全般にいえることですが、仮想通貨を長期保有する場合は、
取引所ではなく自身の財布となるウォレット(電子財布)で管理しておきましょう。
最近ニュースでも、「取引所がハッキングに遭い、不正送金された」とよく聞きます。
先日も取引所コインチェックのネム(XEM)が大量に不正送金されました。
確かに取引所のセキュリティ対策にも責任はありますが、本来預けるところではない
取引所に仮想通貨を預けていたユーザー側にも責任が少なからずあると思います。
自分の資産を守る為にも、ウォレットは必ず作っておきましょう。
→ネムをウォレットで管理する!安全に保管できるウォレットは?
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