仮想通貨オミセゴー「OmiseGo」は、銀行口座を持ってないなくても様々な決済を可能にする仮想通貨で、日本人が開発した仮想通貨ということでも話題になっています。
オミセゴー「OmiseGo」を開発したOmise社は、2013年にタイで設立された会社で、東南アジアを中心に展開しており、オンライン決済サービスを提供しています。
ここでは、仮想通貨オミセゴー「OmiseGo」(OMG)の特徴、おすすめの取引所やウォレットについて解説いたします。
◆もくじ ~ MENU ~
仮想通貨オミセゴー(OmiseGo/OMG)の特徴
東南アジアを中心にオンライン決済サービスを展開するOmise社は、銀行口座がなくてもスマホさえあれば様々な決済を可能にするプラットフォームを開発しています。
日本ではほとんどの方が銀行口座を持っていますが、東南アジアの国々では「戸籍がない」「口座開設の資金がない」といった理由で、銀行口座を持つことができない方もたくさんいます。
銀行口座を持っていなくても、スマホさえあれば様々な決済ができる仕組みは、多くの人に需要があると言えます。
オミセゴー(OMG)の特徴1:決済サービスに特化している
オミセゴー(OMG)はイーサリアムのブロックチェーンを利用して開発された仮想通貨です。
イーサリアムのブロックチェーン上で様々な法定通貨や仮想通貨間の取引をイーサ(ETH)を媒介としてやり取りをし、OmiseGo独自のブロックチェーンで決済を行います。
こうすることで決済における時間の短縮と、手数料の削減が見込まれ、多くの人にとって有用な決済プラットフォームを提供することができます。
オミセゴー(OMG)の特徴2:独自のウォレットSDK
OmiseGO独自のウォレットSDKは、OmiseGoの決済システムを導入し、企業や店舗が独自のアプリケーションを開発するためのツールです。
決済システムやブロックチェーンの技術者がいない企業・店舗でも、OmiseGoの決済システムを利用してそれぞれのニーズに合ったサービスを提供することができるようになります。
国や金融機関を問わず、様々な通貨で決済ができるサービスは、多くの企業が必要としていますから需要は高いと言えます。
オミセゴー(OMG)の特徴3:タイの金融庁と提携など
東南アジアで事業を展開するOmise社ですが、特にタイでの動きが活発です。
タイ政府機関のETDAと国民IDの開発に関する合意を結んだり、タイのマクドナルドとの提携などが行われており、タイではモバイル会社の3分の2がOmiseのサービスを使っているほどです。
また、SBI、SMBC、East Venturesなどといった有名企業がOmiseGoに投資しており、開発アドバイザーにはあの有名なイーサリアム創業者Vitalic氏が加わっています。
今後の開発には十分期待できる環境が整っていますね。
仮想通貨オミセゴー(OMG)の将来性とおすすめの取引所
オミセゴー(OMG)の懸念点としては、イーサリアムのブロックチェーンを利用しているため、現在課題となっているスケーラビリティの問題があるということです。
スケーラビリティ問題とは、取引などのデータを処理できる量に限界がきているという問題で、実際にイーサリアムを利用したDappsは1,000を超えています。
良くも悪くもイーサリアムの今後の動向が影響するという点は覚えておきましょう。
オミセゴー(OMG)を購入できる取引所を紹介!
オミセゴー(OMG)は、まだ日本国内の取引所では取扱いがありません。
その為、購入する場合は海外の取引所を利用する必要があります。
仮想通貨オミセゴー(OMG)が購入できる海外の取引所をいくつかご紹介しましょう。
海外の仮想通貨取引所の中でも、日本語に対応しており取引手数料も低価格。
100種類以上の仮想通貨が取り扱われており、いろいろなアルトコインが欲しい方におすすめの取引所です!
2013年設立の歴史のある仮想通貨取引所で、仮想通貨の取引量は世界的にもトップクラス。
過去に2回のハッキング被害からの教訓を得て、セキュリティに重点を置いていると言われています。
まずは日本国内の取引所でビットコインを購入
海外の取引所で仮想通貨オミセゴー(OMG)を購入することはできますが、円での入金ができないので、まずは日本国内の取引所でビットコインを購入する必要があります。
◆仮想通貨オミセゴー(OMG)購入までの流れ
①日本国内の取引所でビットコインを購入
②ビットコインを海外の取引所に送付
③受け取ったビットコインで仮想通貨オミセゴー(OMG)を購入
④仮想通貨オミセゴー(OMG)をウォレット等に移し保管
オミセゴー(OMG)を購入するためのビットコインをどの取引所で購入するかですが、価格や各種手数料が変わりますので、じっくりと各取引所を比較してみましょう。
取引所を選ぶうえで重要な6つのポイントで比較したランキングをまとめていますので、ぜひそちらを参考にしてみてくださいね。
⇒「日本国内の仮想通貨取引所おすすめランキングはこちら」
オミセゴー(OMG)を安全に保管するウォレットは?
取引所でオミセゴー(OMG)を購入した後、どのように保管・管理するかも考えておきましょう。
仮想通貨を管理する上では、ウォレットと呼ばれる電子財布を作成することをおすすめします。
最近では、取引所に預けていた仮想通貨が不正送金されたというニュースも増えていますので、「取引所に預けていれば安全」という考え方はやめた方がいいでしょう。
その為、オミセゴー(OMG)に限らず、仮想通貨を購入した場合は、必ずウォレット(電子財布)を持ち、そこで管理するようにしましょう。
このウォレットには、種類がたくさんありますので、ウォレットを選ぶ前に種類ごとに何が違うのかは理解しておきましょう。
比較的安全に管理できるウォレットとしては、「ハードウォレット」がおすすめです。
ハードウェアウォレットでおすすめのLedger Nano S!
※オミセゴー(OMG)はイーサリアムを利用しているERC20準拠のトークンです。
保管は「LedgerNanoS」で行ない、管理・操作は「MyEtherWallet」で行います。
MyEtherWalletとの連携方法に関しては下記をご参照ください。
⇒「LedgerNanoSとMyEtherWalletを連携させる方法」
おすすめの理由1┃数種類の仮想通貨を保管・管理できる
ここで紹介しているオミセゴー(OMG)を保管しながら、端末1台で他の仮想通貨、例えばビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)も同時に保管することができます。
保有しているアルトコインの種類が増えてきて、管理するのが難しくなっている場合は、ハードウェアウォレットも検討してみましょう。
おすすめの理由2┃完全オフラインで保管できセキュリティが高い!
Ledger Nano SはPCに接続して使うUSB端末タイプなので、使用しないときはローカル環境で保管でき、セキュリティが高く、比較的安全に仮想通貨を保管することができます。
もし端末自体が壊れてしまっても、設定時に書き留めた復元フレーズを用いて手順通りにすれば、仮想通貨の保有データを復元することができます。
ハードウェアウォレットはamazonやオークションサイトでも販売されていますが、販売元がはっきりしないところからの購入は避けましょう。
一度開封し悪意のあるソフトをインストールしてから販売されているということが実際に起こっていますので、信頼できる販売元からの購入をおすすめします。
ハードウォレットの公式ページか正規代理店から購入するようにしましょう。
公式ページは英語のみの場合が多く、日本の正規代理店からの購入をおすすめします。正規代理店から購入すると初心者の方でも操作方法などのサポートが受けられるというメリットがあります。
【Ledger 公式ページ】https://www.ledgerwallet.com/
【日本正規代理店ページ】https://hardwarewallet-japan.com/
仮想通貨オミセゴー(OMG)の基本データ
通貨コード:OMG
発行上限:140,245,398枚
承認時間:--
コンセンサスアルゴリズム:PoS
開発者:Omise社