仮想通貨業界において問題視されている点として、ブロックチェーン技術を開発する技術者不足が挙げられます。
ブロックチェーン技術は、あらゆるサービスの仕組みをより良くするものとして今後大きな発展が期待されているものの、それぞれのプロジェクトにおける開発言語が難しく、技術者を育成するという課題があります。
ストラティスは既存のプログラマーが精通している「C#言語」で開発することができるのと同時に、サービスを提供したい企業が自社で開発組織を作らなくてもブロックチェーンを構築できる仕組みを作ろうとしています。
仮想通貨STRATは、ストラティスのブロックチェーンを運用するために必要な潤滑油のような役割を持っています。
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仮想通貨ストラティス(STRAT)の特徴
Stratis(ストラティス)は、ブロックチェーンで構築されたアプリケーションの開発やテストをするためのプラットフォームとして存在しています。
今後、サービスを提供する企業がブロックチェーン技術を取り入れようとした時に、より簡単に構築ができるよう設計されており、こうした動きが活性化するようにコンサルタントサービスも提供しているプロジェクトです。
ストラティスは「BaaS(Stratis Blockchain as a service)」という理念のもとに展開するプロジェクトです。
直訳すると「サービスとしてのブロックチェーン」となりますが、ストラティスのプラットフォームを利用する企業や人は、ブロックチェーンをサービスとして簡単に使えるようにする仕組みの構築を目指しています。
ストラティス(STRAT)の特徴1:「C#言語」で開発ができる
ストラティスの理念に基づいた特徴として、「C#言語」で開発することができるという点があります。
前述したように仮想通貨プロジェクトの多くは専門のプログラミング言語が使われているなど、既存のプログラマーにとってもハードルが高いものとなっており、圧倒的に技術者が不足しています。
多くのプログラマーにとって馴染みのある「C#言語」で開発ができることは、ブロックチェーン技術を急速に進歩する上で大きな意味を持ちます。
ストラティス(STRAT)の特徴2:Cloud Stratisという仕組み
ストラティスには「Cloud Stratis」という仕組みがあります。
これはビットコインやイーサリアム、ビットシェアといった他のブロックチェーンをストラティスに取り込むことが可能になる仕組みです。
取り込むブロックチェーンの技術を新たに学ぶ必要はなく、「C#言語」で開発が可能。
さらに、マイクロソフトと提携し、企業が新たに技術者を雇うことなく、ブロックチェーンをより簡単に導入できるサービスも展開しています。
ストラティス(STRAT)の特徴3:匿名性をもたせるTumbleBit
TumbleBitは、取引に匿名性を持たせることができる仕組みです。
例えばビットコインは、取引データは公開されており、どこからどこにビットコインが送られたのかを誰もが見ることができます。
TumbleBitをストラティス上で利用することで、ビットコインの取引に匿名性を持たせることができます。
この仕組みは仮想通貨DASHに似ていますが、複数の送金記録をミキシング(混合)させることで匿名性を実現しています。
既にある匿名性の高い通貨であるZcashやMoneroを利用しなくても、匿名性のある取引ができる技術として注目されています。
仮想通貨ストラティス(STRAT)の将来性とおすすめの取引所
ストラティスはブロックチェーン技術を一般的に普及させる起爆剤として非常に注目されている仮想通貨のひとつです。
開発におけるロードマップもしっかりと守られており、信頼性は築き上げられています。
業界全体を発展させるプロジェクトとして注目はされているものの、明確に運営者が存在しており中央集権的なプロジェクトになります。
つまりその信頼性と仮想通貨STRATの価格は、ストラティス運営者の動向に大きく左右されるという点を忘れてはいけません。
仮想通貨STRATを購入できる取引所を紹介!
ストラティスのプロジェクト内で使用される仮想通貨STRATは、日本国内の取引所では取扱いがありません。
その為、購入する場合は海外の取引所を利用する必要があります。
仮想通貨STRATが購入できる海外の取引所をいくつかご紹介しましょう。
2014年に設立された取引所で、アメリカのBittrex.LLCによって運営されています。
アルトコインの取扱い種類が多く、その数は200種類以上で、日本人の口座開設数も増えてきています。
海外の仮想通貨取引所の中でも、日本語に対応しており取引手数料も低価格。
100種類以上の仮想通貨が取り扱われており、いろいろなアルトコインが欲しい方におすすめの取引所です!
まずは日本国内の取引所でビットコインを購入
海外の取引所で仮想通貨STRATを購入することはできますが、円での入金ができないので、まずは日本国内の取引所でビットコインを購入する必要があります。
◆仮想通貨STRAT購入までの流れ
①日本国内の取引所でビットコインを購入
②ビットコインを海外の取引所に送付
③受け取ったビットコインで仮想通貨STRATを購入
④仮想通貨STRATをウォレットに移し保管
どの取引所でビットコインを購入するかですが、価格や各種手数料が変わりますので、じっくりと各取引所を比較してみましょう。
取引所を選ぶうえで重要な6つのポイントで比較したランキングをまとめていますので、ぜひそちらを参考にしてみてくださいね。
⇒「日本国内の仮想通貨取引所おすすめランキングはこちら」
仮想通貨ストラティス(STRAT)を保管できるおすすめウォレット
取引所で購入したストラティス(STRAT)を保管する為に必要なウォレットも準備しておきましょう。
これは海外でも日本国内でも同じことが言えますが、取引所で仮想通貨を購入した場合、特に理由がなければ取引所に預けたままにせず、ウォレットで保管するようにしましょう。
ウォレットには様々な種類がありますが、やはり安全に管理したいのであれば「ハードウェアウォレット」がおすすめです。
セキュリティに強い!Ledger Nano S(レジャーナノエス)
おすすめの理由1┃数種類の仮想通貨を保管・管理できる
ここで紹介しているストラティス(STRAT)を保管しながら、端末1台で他の仮想通貨、例えばビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)も同時に保管することができます。
保有しているアルトコインの種類が増えてきて、管理するのが難しくなっている場合は、ハードウェアウォレットも検討してみましょう。
おすすめの理由2┃完全オフラインで保管できセキュリティが高い!
Ledger Nano SはPCに接続して使うUSB端末タイプなので、使用しないときはローカル環境で保管でき、セキュリティが高く、比較的安全に仮想通貨を保管することができます。
もし端末自体が壊れてしまっても、設定時に書き留めた復元フレーズを用いて手順通りにすれば、仮想通貨の保有データを復元することができます。
ハードウェアウォレットはamazonやオークションサイトでも販売されていますが、販売元がはっきりしないところからの購入は避けましょう。
一度開封し悪意のあるソフトをインストールしてから販売されているということが実際に起こっていますので、信頼できる販売元からの購入をおすすめします。
ハードウォレットの公式ページか正規代理店から購入するようにしましょう。
公式ページは英語のみの場合が多く、日本の正規代理店からの購入をおすすめします。正規代理店から購入すると初心者の方でも操作方法などのサポートが受けられるというメリットがあります。
【Ledger 公式ページ】https://www.ledgerwallet.com/
【日本正規代理店ページ】https://hardwarewallet-japan.com/
仮想通貨ストラティス(STRAT)の基本データ
通貨コード:STRAT
発行上限:9800万枚
承認時間:約60分
コンセンサスアルゴリズム:PoS
開発者:Stratis Group .Ltd