ダッシュ(DASH)はもともと『Darkcoin』という名前で2014年7月に公開されました。
名称の由来となったのは「ダークセンド」という匿名性のある送金機能を備えている為ですが、2015年5月にダッシュ(DASH)に名称が変わりました。
※Dark(ダーク)という言葉にあまり良い印象がないという説が有力?(諸説あり)
ここでは仮想通貨ダッシュ(DASH)の特徴や仕組み、購入できる取引所や安全に保管できるウォレットをご紹介します。
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ダッシュ公式youtubeより(https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=bX7FcLu1BY0)
仮想通貨ダッシュ(DASH)の2つの大きな特徴
ダッシュ(DASH)には2つの特徴があります。
目的としては、通貨(お金)ですが、その送金の仕組みに違いがあります。
それは『匿名性の高さ』と『取引スピードの速さ』です。
ダッシュ(DASH)の特徴1|匿名性が高い
ダッシュの大きな特徴の一つとして匿名性の高さがあげられます。
ビットコインでは個人情報が判明することはありませんが、どの送付用アドレスから、どの受取用アドレスに送られたかが公開されており、誰もが確認することができます。
ビットコインよりも匿名性を向上させた仮想通貨がいくつかあり、ダッシュ(DASH)もその中のひとつです。
ダッシュでは『ダークセンド(Darksend)』という形式が使われており、これが匿名性を高めています。
これは「コインジョイン方式」という方法を使ったもので、ダッシュを送受信する際、「管理ノード(管理作業を行うための作業場)」で受信したコインをシャッフルしてから受信者に送るという仕組み。
情報をシャッフルすることによって、送信者・受信者の情報とどのコインが誰にも送られたのかがそれぞれ全く分からなくさせるのです。
これが、ダッシュの匿名性を高める特徴的なシステムです。
ダッシュ(DASH)の特徴2|取引(承認)スピードが速い
ダッシュのもう一つの特徴は、その取引スピードの速さにあります。
またまたビットコインとの比較になってしまいますが、ビットコインの送金(承認)には最短でも10分という時間を要します。
しかし、DASHではなんと数秒と言われています。
この取引スピードの向上は2015年に導入された「InstantX」という機能のおかげ。
この機能は、ざっくりいってしまえば、分散したコンピュータの中から承認用のマスターノード(データ処理に使うコンピューター)を選び、そのマスターノードに承認作業を任せることで高速で承認作業をすることができるものです。
注目のダッシュ(DASH)を取引所で購入しよう!
ダッシュ(DASH)を取り扱っている日本国内の取引所は、コインチェックのみ。
そのコインチェックは、2018年初頭にハッキング事件を起こしたため、現在はコインチェックでの開設は様子を見た方がよいでしょう。
その他の日本国内の取引所はダッシュ(DASH)の取扱いがありません。
ダッシュ(DASH)の購入は海外の取引所で
海外の取引所であれば、ダッシュ(DASH)を購入することができます。
但し、基本的に日本円での入金ができませんので、まずは日本国内の取引所でビットコインを購入し、ビットコインを海外の取引所に送る必要があります。
まだ仮想通貨を持っていない方は、まず日本国内の取引所を開設しましょう。
⇒「日本国内の仮想通貨取引所おすすめランキングはこちら」
ビットコインがあれば、海外の仮想通貨取引所でダッシュ(DASH)が買えます。
海外の仮想通貨取引所の中でもおすすめの取引所を紹介します。
アメリカに本社を置く国外取引所ですが、金融庁の登録申請をしており、現在は「みなし業者」
サイトは日本語に対応しているので、日本国内の取引所と同じように利用できます。※日本円入金可能
海外の仮想通貨取引所の中でも、日本語に対応しており取引手数料も低価格。
100種類以上の仮想通貨が取り扱われており、いろいろなアルトコインが欲しい方におすすめの取引所です!
ダッシュ(DASH)を手に入れたらウォレットで管理しよう
仮想通貨を管理するためには、ウォレットが必要です。
ウォレットには、お金を保管する為の「財布」の役割があります。
仮想通貨はたくさん種類があり、それぞれの通貨に合った財布が必要。
ダッシュ(DASH)を管理する為には、専用のウォレットが必要となります。
ウォレットの種類も様々ですので、自分の使い方にあったウォレットを選びましょう。
ハードウェアウォレットでおすすめのLedger Nano S!
おすすめの理由┃ハードウェアウォレットとして不動の人気あり
Ledger Nano Sは『ハードウォレット』なので、セキュリティ上かなり安全なタイプです。
ダッシュ(DASH)以外にも、数種類の仮想通貨を保管できます。
PCやタブレットに接続して使うタイプのデバイスなので、使用しないときはインターネットに完全に繋がっていない状態で、安全な場所に保管できます。
デバイスが壊れてしまっても、設定時に書き留めた復元フレーズを用いて手順通りにすれば、仮想通貨の保有データをすべて復元することができます。
PCやスマホなどデバイスを選ばない便利なJaxx
おすすめの理由┃PCやスマホでいろんな通貨を保管できる
スマホアプリとしてのウォレットはたくさんありますが、複数の通貨を管理できるスマホアプリは少ない中、Jaxxは9種類の通貨を管理可能。
もちろんダッシュ(DASH)も保管することができます。
※一部iOSでは管理できない仮想通貨もある。
スマホ以外にもWindows、Macなどの各PCにも対応しており、GoogleChromeやFirefoxなどのブラウザでも管理できます。
ダッシュ(DASH)以外の匿名性を高めた仮想通貨
ビットコインの弱点を補う、匿名性を高めた仮想通貨が他にもあります。
これからその「匿名性」が仮想通貨業界にどう影響していくのか注目を集めています。
他の匿名性にすぐれた仮想通貨の記事はこちら。
⇒「モネロは匿名性とセキュリティを高めた仮想通貨」
⇒「ジーキャッシュの匿名性をささえる「ゼロ知識証明」とは?」
仮想通貨ダッシュ(DASH)の基本データ
コード:DASH
開発者:DASHFOUNPATLON
暗号化方式:X11(セキュリティ)
コンセンサスアルゴリズム:Proof of Work
上限発行量:約1,900万