仮想通貨オントロジー(ONT)は、2018年に誕生し「次世代のプラットフォーム」と呼び声の高いプロジェクトです。
中国版のイーサリアムとも呼ばれるNEOからエアドロップが行われ、仮想通貨NEOを保有している人たちに仮想通貨オントロジー(ONT)が配布されました。
また、仮想通貨取引所バイナンス(BIBANCE)に上場したことでも話題になっています。
ここでは、仮想通貨オントロジー(ONT)の特徴や購入できる取引所について解説していきます。
◆もくじ ~ MENU ~
仮想通貨オントロジー(ONT)の特徴
オントロジー(ONT)は、NEOの創業者であるDa Hongfei氏がCEOを務めるOnchain社によって開発されました。
中国版イーサリアムとも呼ばれるNEOを利用して作られた「Nep5」トークンのひとつです。
「Nep5」はブロックチェーン開発におけるひとつの規格・ルールのようなものです。
イーサリアムをベースとして作られる「ERC20」もブロックチェーンのひとつの規格ですね。
オントロジー(ONT)が目指すのは、ブロックチェーンのインフラ(基盤)を構築することです。
様々な企業が自由にカスタマイズできる分散型システム
オントロジー(ONT)は、様々な企業が独自でブロックチェーン技術を用いたサービスを提供する為の基盤となる仕組みを提供します。
オントロジーが構築したインフラを利用して、企業側はサービスに応じたブロックチェーンをカスタマイズします。
NEOをベースにして作らているため、NEOの特徴となっているプログラマーに馴染みのあるプログラミング言語が使え、柔軟性があり開発がしやすいという特徴があります。
NEOの高速なトランザクション処理速度を継承
オントロジーはNEOをベースに開発されているため、その取引処理速度においても高パフォーマンスが期待できます。
NEOのトランザクション(取引データなど)処理速度は、1秒間に1000件以上と言われており、開発が進めば理論上はその10倍の速さを実現できると言います。
他の仮想通貨と比べた場合、ビットコインは1秒間に約7件、イーサリアムは1秒間に約15件となっていますので、その差は歴然ですね。
将来的にはNEOと統合される予定
オントロジー(ONT)はNEOと深い関りがあり、将来的にはNEOと統合する予定となっています。
オントロジーがデータベースの共有と企業サービスのブロックチェーン化をサポートし、NEOが開発されることによって様々なサービスが構築されていくというビジョンがあります。
NEOと深く関わっているため、良い意味でも悪い意味でも、NEOに対する信頼感や価格変動の影響を受けるということは覚えておきましょう。
仮想通貨オントロジー(ONT)の将来性と入手方法は
オントロジーは、IBMや富士通なども参加するブロックチェーンの開発コミュニティ「Hyperledger」に参加しており、「アリババ」といった大手企業とも提携を発表しています。
まだ開発の初期段階ではあるものの、今後の展開が非常に注目されているプロジェクトのひとつです。
仮想通貨オントロジー(ONT)が購入できる取引所を紹介!
オントロジー(ONT)は、まだ日本国内の取引所では取扱いがありません。
その為、購入する場合は海外の取引所を利用する必要があります。
仮想通貨オントロジー(ONT)が購入できる海外の取引所をいくつかご紹介しましょう。
海外の仮想通貨取引所の中でも、日本語に対応しており取引手数料も低価格。
100種類以上の仮想通貨が取り扱われており、いろいろなアルトコインが欲しい方におすすめの取引所です!
香港で設立された仮想通貨取引所で、取扱い通貨は150種類を超えています。
日本語には非対応なため、初心者向きではなく、仮想通貨取引に慣れた方におすすめの取引所です。
海外の取引所を利用する前にビットコインを準備しよう
海外の取引所で仮想通貨オントロジー(ONT)を購入することはできますが、円での入金ができないので、まずは日本国内の取引所でビットコインを購入する必要があります。
◆仮想通貨オントロジー(ONT)購入までの流れ
①日本国内の取引所でビットコインを購入
②ビットコインを海外の取引所に送付
③受け取ったビットコインで仮想通貨オントロジー(ONT)を購入
オントロジー(ONT)を購入するためのビットコインをどの取引所で購入するかですが、価格や各種手数料が変わりますので、じっくりと各取引所を比較してみましょう。
取引所を選ぶうえで重要な6つのポイントで比較したランキングをまとめていますので、ぜひそちらを参考にしてみてくださいね。
⇒「日本国内の仮想通貨取引所おすすめランキングはこちら」
仮想通貨オントロジー(ONT)の基本データ
通貨コード:ONT
発行上限:10億枚
承認時間:--
コンセンサスアルゴリズム:DBFT
開発者:Onchain社