ゲームアプリ内で仮想通貨をもらえる!GMOが「CryptoChips」を8月に提供

ゲームアプリで仮想通貨をもらえる?GMOが「CryptoChips」を提供

GMOインターネット株式会社(以下、GMO)が、ゲームアプリの中で仮想通貨を報酬として配布できる「CryptoChips」というシステムを開発しました。
グループ会社を通して8月から提供が開始される見通しです。
ゲームアプリのプレイヤーは、ゲームをプレイし、ミッションを達成したり、ランキングを上げるなど特定の条件を満たしたときに、報酬として仮想通貨を受け取ることができるようです。
その第一弾として、GMOが提供する「ウィムジカルウォー(Whimsical War)」というゲームにおいて、8月から「CryptoChips」が実装される予定です。

GMOの仮想通貨事業に関する新たな取り組み

GMOは、主力事業の一つとして仮想通貨事業を展開しており、仮想通貨取引所「GMOコイン」や「GMOマイナー B2」といったマイニングマシンを開発するなど、多方面で取り組みを進めています。
仮想通貨がより身近になるようにと、今回はゲームという分野において仮想通貨を組み入れた形になります。

「CryptoChips」とはどういうシステムか

「CryptoChips」は、ゲームアプリに実装することができるシステムで、実装したゲームでは「ランクアップ」「ミッション達成」「アイテム獲得」といった特定の条件をクリアした際に、報酬として仮想通貨を配布できるというもの。
プレイヤーは、自分の仮想通貨ウォレット(電子財布)をゲーム内に登録しておき、報酬を獲得した際に登録したウォレットに仮想通貨が入る仕組みになっているようです。
現在のところ8月からの実装が決まっているのは、「ウィムジカル ウォー(Whimsical War)」というゲームアプリ。
今後はGMOが提供するその他のゲームアプリや、他社のゲームタイトルにも実装を行っていくと発表されています。

⇒「GMOインターネット株式会社からのニュースソースはこちら

仮想通貨の配布に関するセキュリティは?

この発表の中でGMOは仮想通貨の配布・管理に関しても説明を加えています。
「GMOシステムコンサルティング株式会社が開発した、マルチシグ署名の分散管理サービスを採用しています。
マルチシグアドレスを管理する秘密鍵の1つを預かり、ユーザーや決裁者などに署名の承認を行うことで、適切な仮想通貨の送金ワークフローを実現します。」
※ニュースソースから引用

取引所やマイニングなど仮想通貨事業を広く展開しているノウハウがあるからこそ、実現できたシステムなのかもしれませんね。

「ウィムジカル ウォー(Whimsical War)」はどんなゲーム?

「ウィムジカル ウォー」はリアルタイム型陣取りバトルゲーム。
キャラクターをフィールドに配置すれば、後は自動で行動が開始されます。
「タワーを目指して攻め込む」「陣地を広げ守るか」などの戦略をどうするかが肝となり、いつ、どこに、どのキャラクターを配置するかが勝敗の決め手となる。
世界中のプレイヤーとリアルタイムで対戦が可能で、ギルドというコミュニティを形成すれば、タッグバトル、チャット、キャラクターの寄付など、さらにやりこみ度が増す仕組みになっています。

「ウィムジカル ウォー(Whimsical War)」詳細は下記を参照ください。
【App Store】https://itunes.apple.com/jp/app/id1289514241
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ggee.gp.whimsicalwar
【公式サイト】https://whimsicalwar.com/ja/

GMOコインは仮想通貨ウォレットのアプリも公開している

ほぼ時を同じくして、GMOコインは仮想通貨ウォレットアプリを公開したことも発表しています。
現在はAndroidアプリのみですが、iOSアプリに関しても近日公開予定となっています。
このウォレットでは、仮想通貨の保管だけではなく、取引所GMOコインでの仮想通貨の売買や預入・送付、日本円の入出金ができるようです。
アプリを利用する場合は口座開設が必要となり、本人確認書類の承認などを含めると、ある程度期間を要しますので、口座開設をする場合は早めに手続きをしておきましょう。

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