6月10日から仮想通貨市場全体が大きく下落。
今年3月からの最大の下げを記録しました。
韓国の仮想通貨取引所コインレイルへのサイバー攻撃に関する報道や、米国の商品先物取引委員会(CFTC)が主要取引所を調査するという報道などが影響していると言われています。
ただ、サイバー攻撃にあったコインレイルは取引高がまだ小さいため、仮想通貨市場下落への影響を与えたかは微妙なところ。
そんな中で日本国内の取引所に関するポジティブなニュースを2つお伝えしたいと思います。
bitbank(ビットバンク)が手数料無料期間を9月末まで延長
仮想通貨取引所bitbank(ビットバンク)では、取引手数料における手数料の無料期間が延長されました。
ビットバンクは設立当初より仮想通貨の取引における手数料の無料キャンペーンを実施しており、好評につき延長という形で、無料期間が継続されています。
今回の延長によりキャンペーン期間は2018年9月末までとなっています。
取引形式での売買ができるため、『販売所』運営の取引所よりお得
国内には十数社の仮想通貨取引所がありますが、その運営方式は大きく分けて2種類。
販売形式で仮想通貨を売買する『販売所』と、取引(トレード)形式で仮想通貨を売買する『取引所』です。
この2つの形にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、基本的には『取引所』の方が仮想通貨を安く購入できる傾向にあります。
⇒「販売所と取引所の違いについて詳しくはこちら』
bitbank(ビットバンク)は全通貨、取引形式で購入できる
bitbank(ビットバンク)では、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、モナコイン(MONA)の6種類の仮想通貨が取り扱われていますが、この全通貨を『取引形式』で売買できるという特徴があります。
『取引形式』の場合、『販売形式』よりも相場価格とのスプレッドが小さくなる傾向があり、お得に仮想通貨を売買できるという特徴があります。
しかも取引手数料が無料なので、他の取引所と比べるとかなり好条件の設定と言えますね。
ビットコインを『取引形式』で売買できる取引所は他にもありますが、ビットコインキャッシュやリップルといったアルトコインを『取引形式』で購入できる取引所は日本国内においてはほとんどありません。
既に他の取引所を開設していても、サブの取引所としてアカウントを作成しておく意味は十分にありますね。
SBIバーチャルカレンシーズ(VCTRADE)がビットコインキャッシュの取扱い開始
bitbank(ビットバンク)のニュースに続いて、先日取引所サービスをスタートさせたSBIバーチャルカレンシーズ(VCTRADE)からもポジティブなニュースがありました。
6月11日(月)から、取扱い通貨にビットコインキャッシュ(BCH)が加わります。
サービス開始当初から取り扱われているリップル(XRP)に加えて、2つ目に上場された仮想通貨となります。
ビットコイン(BTC)の取扱いに関しては、まだしばらく時間がかかるとのことですが、注目されている取引所としては、他の通貨の上場が迅速に行われていくことを期待したいところです。
取引所の開設はこちらから
最大の特徴は取り扱い通貨をすべて「取引形式」で購入できるので、他の取引所よりも安く買える可能性が高くなります。
こういった特徴があるがゆえに、仮想通貨に慣れてきた方、中級者以上の方が多い印象。
仮想通貨事業に対して積極的に開発を進めているSBIグループが運営している仮想通貨取引所。
仮想通貨交換業者としての登録は済んでおり、他の取引所と比べて取扱い通貨は少ないが、今後のサービス向上が期待されている。
仮想通貨の取引所選びでお悩みの方は、全登録業者から厳選し、比較した仮想通貨取引所ランキングをご参照ください。
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